きずな国際特許事務所

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事例6


案件事例ファイルVol.6 特許権の有効活用〜値引きをせず、提示した見積額で案件を受任したケース
 
状況

 F社は現場箇所への重量物の搬入、運搬、楊重、据えつき工事等を行う工事会社であり、これら工事方法等について数件の特許権を取得致しました。
 これら特許発明は現在トンネル内工事、エスカレータ工事、エレベータ工事および地下鉄内工事等に採用されております。
  これら工事の見積もりについては従来から年度初めに大手ユーザであるゼネコン、電気メーカー、JR、鉄道会社等と工事見積り金額について会議があり、その会議において当該年度の予算が決められ、その予算にしたがって事業が遂行されるそうです。
  問題はその会議における見積り金額の提示ですが、F社が当該工事について特許権を取得した結果、自信を持って見積り金額を提示でき、現在ではF社の提示した見積り金額で査定・受注できるようになった、とF社社長は大変喜んでおりました。
  現在のこの不況時、値引き合戦というのが通例ですが、自社技術の優れていることは勿論のこと、自社技術について特許権を所有しているとの自信が見積り金額の提示に反映されているものと思はれ、このような事象は特許権の有効活用の一例かと思います。